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欧州におけるワクチン接種計画の遅れを市場はどう評価するのか?

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 ロイター通信によると、世界保健機関(WHO)の報道官は3月15日、英製薬会社アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン接種後に血栓症などの副作用が出ているとの報告について、諮問委員会が調査を進めているものの、現時点で因果関係を示す証拠は発見されていないとの見方を伝えた。

 欧州各国の政府は15日までに、英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの接種を中断すると発表している。欧州医薬品庁(EMA)によると、欧州で約500万人がアストラゼネカ製ワクチンの接種を受けており、3月10日時点で30件の血栓症の事例が報告されている。欧州におけるワクチン接種ペースについては、想定よりも1カ月程度遅くなるとの見方も出ており、「ワクチン接種計画の遅れは欧州諸国の株式やユーロ相場を圧迫する可能性がある」との声が聞かれている。
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