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マザーズ指数は反発、直近IPO銘柄など振るわず伸び悩み、AppierとスパイダーP初値

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 本日のマザーズ市場では、朝方の買いが一巡すると伸び悩む展開となった。本日新規上場したばかりで、マザーズ指数組み入れ前のAppier<4180>やスパイダープラス<4192>に投資資金が向かった影響もありそうだ。ただ、直近IPO(新規株式公開)銘柄の一角が引き続き振るわず、新年度相場入りによる新興株の持ち直し期待に水を差した可能性がある。なお、マザーズ指数は反発、終値では0.3%の上昇にとどまった。売買代金は概算で1669.73億円。騰落数は、値上がり192銘柄、値下がり137銘柄、変わらず15銘柄となった。
 個別では、時価総額トップのメルカリ<4385>が小じっかり。売買代金上位ではPアンチエイジ<4934>が大幅に3日続伸し、再び上場来高値を更新した。ウェルスナビ<7342>も堅調。また、交換できるくん<7695>が上値追いの動きを強め、ストップ高を付けた。一方、フリー<4478>、JMDC<4483>、マネーフォワード<3994>など時価総額上位は軟調な銘柄も多かった。売買代金上位ではプレイド<4165>が売り優勢となり、先週上場のブロードマインド<7343>とベビーカレンダー<7363>が揃って下落率上位に顔を出した。
 なお、Appierとスパイダープラスは公募・売出規模の大きさを考慮すればしっかりした初値形成だったが、直近IPO銘柄の軟調ぶりが響き、大方の期待ほどには伸びなかった。
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