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米国株見通し:底堅い値動きか、金利安でハイテク売り後退

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(14時50分現在)

S&P500先物      4,164.12(+8.62)
ナスダック100先物  13,918.50(+21.25)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は80ドル高。NY原油先物(WTI)はプラスを維持し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


19日の取引で主要3指数は反落。ダウは4日ぶりにマイナスへ転じ、123ドル安の34077ドルで取引を終えた。前週の強気相場で調整が出やすいなか、台湾問題などで米中関係悪化への懸念で売りが先行。また、バイデン政権が打ち出したインフラ主体の追加対策で、規模縮小に観測が広がり買いを抑制する要因に。決算発表のコカ・コーラは買われたが、長期金利が上昇した場面ではハイテク株が売られ、ナスダックなど指数を押し下げた。


本日は底堅い値動きか。世界的な新型コロナウイルスの再拡大で経済への影響が警戒され、積極的な買いは手控えられそうだ。半面、ワクチン接種への期待感から、まとまった売りも出にくい。連邦準備制度理事会(FRB)のハト派姿勢継続で長期金利の戻りは鈍く、ハイテク株への売りは抑制されよう。一方、今晩決算発表のジョンソン・エンド・ジョンソンやロッキード・マーティン、ネットフリックスなどは注目されるものの、相場への影響は限定的となろう。




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