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日経VI:上昇、株価下落で市場心理悪化し終値は3月31日以来の20pt台

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は20日、前日比+1.72pt(上昇率9.40%)の20.02ptと上昇した。なお、高値は20.91pt、安値は19.63pt。昨日の米国株安を受けた今日の東京株式市場は売りが先行。日経225先物は下落し、日経VIは上昇して始まった。市場では、新型コロナ感染拡大や今後本格化する企業決算などを警戒するムードが強く、押し目買いも限定的で、日経225先物はほぼ終日売りに押される展開となった。こうした動きを受け、市場心理が悪化し、日経VIは昨日水準を大きく上回って推移し、終値は3月31日以来の20pt台となった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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