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日経平均は440円安でスタート、東芝や楽天グループなどが下落

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28660.36;-440.02
TOPIX;1897.91;-28.34


[寄り付き概況]

 21日の日経平均は440.02円安の28660.36円と続落して取引を開始した。前日20日の米国株式市場は続落。ダウ平均は256.33ドル安の33821.30ドル、ナスダックは128.50ポイント安の13786.27で取引を終了した。インドなどで新型コロナウイルス変異種感染が再び拡大、世界経済の回復を抑制するとの懸念に寄り付き後、下落。終日軟調に推移し、引けにかけて下げ幅を拡大した。

 米国株安を受けた今日の東京株式市場は売りが先行した。国内でも新型コロナ感染が拡大しており、大阪府が緊急事態宣言の発令を政府に要請するなど、今後、各地でより厳しい経済制限が課されるとの警戒感が強いことに加え、昨日前場のTOPIXが1.25%下落したが日銀がETF購入を見送ったことも買い意欲を委縮させたとの指摘もあり、株価の重しとなった。一方、昨日の日経平均が600円近く下落した後ということもあり、値ごろ感からの買いが入りやすかったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。

 セクター別では全業種が値下がり。鉄鋼、鉱業、パルプ・紙、不動産業、非鉄金属などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、東芝<6502>、ソニーG<6758>、三菱UFJ<8306>、楽天グループ<4755>、ファナック<6954>、デンソー<6902>、ルネサス<6723>、日産自<7201>、安川電<6506>、ブリヂストン<5108>、TDK<6762>などが下落。他方、ベイカレント<6532>、コスモス薬品<3349>、メイテック<9744>などが上昇している。

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