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米国株見通し:下げ渋りか、金利安なら買戻しも

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(14時50分現在)

S&P500先物      4,118.38(-8.12)
ナスダック100先物  13,734.88(-59.37)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は50ドル安。NY原油先物(WTI)は弱含み、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


20日の取引で主要3指数は続落。ダウは34000ドル台を維持できず、256ドル安の33821ドルで取引を終えた。前週に最高値更新の強気相場が続いたため調整含み売りが出やすいなか、新型コロナウイルスの世界的なまん延で回復に遅れが生じるとの警戒感が広がった。また、海外渡航制限の再開への思惑から、航空関連や消費関連への買戻しは後退。一方、長期金利は低下したものの、ハイテク関連に売りが強まり指数を下押しした。


本日は下げ渋りか。日本をはじめ世界的にコロナ再拡大が深刻化し、投資家心理を圧迫しそうだ。引き続き海外との関係の強い企業が注目され、売りを主導する可能性があろう。半面、ワクチン接種の進ちょくを受け内需関連は売りづらい見通し。他方、今後予定される国債入札の結果が意識され、金利の低下を背景に株式の買戻しが期待される。なお、本日決算発表のハリバートンやディスカバー・フィナンシャル・グループなどに動意が見込まれる。



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