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買い一巡後の押し目買い意欲の強さを見極め

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 22日の日本株市場は、直近の大幅な下落に対する自律反発が見込まれる。21日の米国市場ではNYダウが316ドル高だった。新型コロナウイルス変異種感染拡大を受けて、国務省が100カ国近くを渡航禁止国に指定したため経済活動の再開が抑制されるとの懸念に売りが先行した。しかし、根強い景気回復期待から押し目買いの流れに向かっており、引けにかけてはショートカバーを交えた上昇に。半導体株の良好な決算も支援材料になっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比345円高の28885円。円相場は1ドル108円00銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から買い先行の展開となろう。日経平均は直近2日間で1200円近く下落していることから、自律反発といったところ。3月の直近安値水準に接近したことからボトム形成を意識させているほか、一先ず節目の28500円を心理的な支持線としてみてきそうだ。ただし、連日で大幅なギャップスタートとなるため自律反発の域を脱せないと、次第に戻り待ちの売り圧力が警戒されてくる。昨日は日銀のETF買い入れが実施されたことで需給面での下支えとして一定の効果はあったと考えられるものの、本日は反発が見込まれるなかで日銀のETF買い入れは期待できないため、戻りの鈍さがみられてくるようであれば、短期のヘッジファンドによる売り仕掛けも警戒する必要はありそうだ。

 まずは前日の高値である28778円処は埋めておきたいところであり、その後はマド(28778円~29014円)埋めを試してくるかを見極めたい。29000円処は心理的な上値抵抗線に変わっていることもあり、一気にクリアしてくるのは厳しいと考えられるものの、最低でも前日の高値からマド埋めを意識させる流れに向かわないようだとセンチメント改善は厳しいところだ。物色としては朝方こそ指数インパクトの大きい値がさ株の影響が大きく反映しやすいとみられるほか、米半導体株などの良好な決算を受けて、ハイテク株などへの押し目買い意欲の強さを見極めたいところ。その他は、テーマ性のある材料株での短期的な値幅取り狙いの売買が中心になりそうである。
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