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米国株見通し:底堅い値動きか、雇用統計にらみ売り後退

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(14時30分現在)

S&P500先物      4,163.38(+3.38)
ナスダック100先物  13,511.75(+20.75)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は40ドル高。NY原油先物(WTI)は強含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


5日の取引で主要3指数は高安まちまち。ナスダックは続落したが、3日続伸のダウは97ドル高の34230ドルで取引を終えた。長期金利の上昇は抑制されたものの、ハイテク株売りは継続しナスダックを押し下げた。半面、この日発表されたADP雇用統計やISM非製造業景況指数は予想を下回ったとはいえ、高水準となり回復期待への買いが強まった。また、原油や商品の上昇を背景に景気敏感株が買いを集め、ダウを押し上げた。


本日は底堅い値動きか。イエレン財務長官が金利上昇に関する発言を撤回したことで、買い先行となりそうだ。金融当局者のハト派姿勢も、買いを後押しする見通し。また、前日のADP雇用統計に続き本日の新規失業保険申請件数の減少で雇用情勢の改善が示されれば、明日の雇用統計の堅調な内容を織り込む動きで売りは後退しよう。なお、今晩は決算発表のモトローラ・ソリューションズやマイクロチップ・テクノロジーズなどの銘柄が注目される。



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