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英ポンド週間見通し:もみ合いか、155円近辺で利食い売り興味も

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■堅調推移、飲食店などの営業制限緩和を好感

今週のポンド・円は堅調推移。英政府は5月10日、新型コロナウイルスの感染拡大で1月に導入した都市封鎖を部分緩和し、飲食店などの屋内営業を17日に解禁すると発表したことが好感された。英国経済の早期正常化への期待が高まり、12日に2018年2月以来となる154円43銭までポンド高・円安に振れた。取引レンジ:151円87銭−154円43銭。

■もみ合いか、155円近辺で利食い売り興味も

来週のポンド・円はもみ合いか。英ジョンソン政権は新型コロナウイルスの制限措置を解除する方向で、経済正常化を先取りしたポンド買いが先行しそうだ。英中央銀行による緩和縮小への思惑も広がりやすい。ただ、ポンド・円は2018年以来の高値水準で推移しており、155円近辺では利益確定を狙ったポンド売り・円買いが増える可能性がある。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・19日:4月消費者物価コア指数(3月:前年比+1.1%)
・21日:5月マークイットサービス業PMI(4月:61.0)

予想レンジ:153円20銭−155円20銭


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