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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、景気の回復期待が高まっていることが好感

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【ブラジル】ボベスパ指数 122937.87 +0.87%
17日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1057.05ポイント高(+0.87%)の122937.87で取引を終了した。121680.5から123074.2まで上昇し
た。

前日の終値近辺でもみあった後は終盤に上げ幅を急速に拡大させた。景気の回復期待が高まっていることが好感された。新型コロナウイルス感染の最悪期が過ぎたとの見方が優勢となり、株式市場への資金流入が加速している。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料。一方、欧米市場がさえない展開を示したことが指数の上値を抑えた。

【ロシア】MICEX指数 3639.61 +0.06%
17日のロシア株式市場は小幅続伸。主要指標のMOEX指数は前日比2.01ポイント高(+0.06%)の3639.61で取引を終了した。3618.75から3658.78まで上昇した。

中盤はマイナス圏に転落する場面もみられたが、その後は再び買い戻された。原油価格の上昇が支援材料となった。一方、指数の上値は重い。欧米市場が軟調な値動きを示したことが足かせとなった。また、MOEX指数が過去最高値水準で推移し、過熱感から利益確定売り圧力が続いた。

【インド】SENSEX指数 49580.73 +1.74%
17日のインドSENSEX指数は上昇。前日比848.18ポイント高(+1.74%)の49580.73、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同245.35ポイント高(+1.67%)の14923.15で取引を終えた。

買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。新型コロナウイルス感染「第2波」の落ち着き観測が好感された。地元メディアはこのほど、新型コロナ感染の実効再生回数について、インドがすでに「1」に下回り、縮小に向かっていると報じた。外部環境では、前日の欧米市場の上昇を受け、インド株にも買いが先行した。

【中国本土】上海総合指数 3517.62 +0.78%
週明け17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比27.24ポイント高(+0.78%)の3517.62ポイントと続伸している。今年3月上旬以来、約2カ月半ぶりの高値水準に達した。

緩和策継続の期待が強まる流れ。中国指標が総じて下振れる中、国内の金利上昇懸念も後退した。取引時間中に公表された4月の中国経済統計では、小売売上高や鉱工業生産などの伸びが事前予想以上に低下している。経済回復ペースの鈍化はマイナスとなるものの、インフレ高進の警戒感はやや薄らいだ。域外マネーの流入もプラス。中国・香港間の相互取引スキームを通じた14日の売買では、香港経由の本土株取引が買い越しに転じている。7日も買い越しで推移した。
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