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フェローテックホールディングス—21年3月期は2ケタ増収・大幅な増益、各事業は堅調に推移

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フェローテックホールディングス<6890>は14日、2021年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比11.9%増の913.12億円、営業利益が同45.2%増の87.30億円、経常利益が同71.6%増の73.17億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同313.0%増の73.71億円となった。

半導体等装置関連事業の売上高は前期比14.7%増の606.69億円、営業利益は同47.5%増の61.83億円となった。半導体や有機ELパネルメーカーでは設備投資が再開され、年央から回復基調が鮮明となり、同製品と受託加工の売上は増収となった。また、半導体製造プロセスに使用されるマテリアル製品(石英・セラミックス等)は、新型コロナウイルス感染症の影響によるリモートワークやWEB会議システムの世界的な普及拡大に伴い、パソコンやサーバ用途の半導体需要が急増したため、デバイスメーカー各社の設備稼働率は高水準となり、同製品の販売は前期を上回った。半導体の需要は旺盛であり、一部では需給がひっ迫し品不足も発生している。また、半導体および有機ELパネル製造装置などの装置部品洗浄サービスも需要が旺盛であり、新たな工場の稼働も加わり前期比で伸長した。

電子デバイス事業の売上高は前期比28.1%増の172.73億円、営業利益は同60.8%増の44.53億円となった。主力のサーモモジュールは、新型コロナウイルス感染症の影響により、北米市場および中国市場での自動車販売台数が前年割れとなり、自動車温調シート向けは軟調な展開となったが、徐々に回復に転じた。5G用の移動通信システム機器用途は力強く伸長し、PCR等の医療検査装置向けも堅調に推移した。その他の産業用途では、家電製品を含む民生向けが好調を維持し、半導体向けが計画を上回った。パワー半導体用基板は、DCB基板が順調に売上を伸ばしており、新製品のAMB基板は顧客認定が進み量産を開始している。磁性流体は、スピーカー向けとスマートフォン用バイブレーション向けの販売が一定の水準で推移した。

2022年3月期通期については、売上高が前期比15.0%増の1,050.00億円、営業利益が同71.8%増の150.00億円、経常利益が同85.8%増の136.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.8%増の78.00億円を見込んでいる。

なお、2021年3月期配当について、業績進捗状況ならびに創立40周年の記念期を鑑み、1株につき4円の記念配当を実施することとし、この結果、1株当たり年間配当金は、普通配当26円に記念配当4円を加えた合計30円へ修正することを発表した。



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