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NY外為:ユーロ安値更新、ECBの緩和縮小はFRBより遅れるとの見方

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NY外為市場ではユーロ売りが優勢となった。ユーロ・ドルは1.1945ドルから1.1892ドルまで下落し、4月13日来の安値を更新した。ユーロ・円は132円70銭から131円03銭まで下落し、5月6日来の安値を更新。

欧州中央銀行(ECB)の専務理事兼首席エコノミストのフィリップ・レーン氏は、「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)終了議論は尚早」としている。ただ、タカ派のバイトマン独連銀総裁はパンデミックが終了したらPEPPを終了すべきと主張。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は委員会が6月の連邦公開市場委員会(FOMC)で緩和縮小の軌道を協議したことを明らかにしている。

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