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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続伸、政府がACCバッテリー製造の支援策を発表

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【ブラジル】ボベスパ指数 128767.45 -0.38%
22日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比497.51ポイント安(-0.38%)の128767.45で取引を終了した。129258.7から127802.7まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。ボベスパ指数が過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売りが優勢。また、インフレ率の加速観測も警戒材料となった。一方、指数の下値は限定的。米株高や早期の米金融引き締め懸念の後退がサポート材料となった。

【ロシア】MICEX指数 3821.68 +0.22%
22日のロシア株式市場は小幅続伸。主要指標のMOEX指数は前日比8.23ポイント高(+0.22%)の3821.68で取引を終了した。3809.71から3835.86まで上昇した。

中盤はマイナス圏に転落したが、その後は買い戻された。海外株の上昇を受け、ロシア株にも買いが継続。また、ロシア市場の取引時間内に原油価格の上昇も資源セクターの支援材料となった。一方、MOEX指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、過熱感からやや伸び悩む展開となった。

【インド】SENSEX指数 52588.71 +0.03%
22日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比14.25ポイント高(+0.03%)の52588.71、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同26.25ポイント高(+0.17%)の15772.75で取引を終えた。

買いが先行した後は上げ幅をじりじりと縮小させた。海外市場の上昇を受け、インド株にも買いが先行。また、政府がACCバッテリー製造の支援策を発表したことも対象銘柄の物色手掛かりとなった。地元メディアによると、政府は総額1810億ルピー(約2670億円)の予算を承認したという。ほかに、インドへの外資流入が順調に伸びていることが支援材料。2020年の海外直接投資(FDI)は640億米ドル(7兆400億円)となり、世界5位に浮上した。

【中国本土】上海総合指数 3557.41 +0.80%
22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比28.23ポイント高(+0.80%)の3557.41ポイントと続伸した。

内外環境の改善で買われる流れ。中国10年債利回りの上昇一服が引き続き手がかりになったほか、昨夜の米株高や原油上昇も好感された。WTI原油先物は2.8%高と続伸し、一時、2018年10月以来の高値を付けている。


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