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今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇で株安でもドルは下げ渋る可能性

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23日のドル・円は、東京市場では110円63銭から110円92銭まで反発。欧米市場では、111円10銭まで買われた後、110円66銭まで下げたが、110円98銭で取引終了。本日24日のドル・円は主に111円近辺で推移か。米長期金利の上昇を意識して株安でもドルは下げ渋る可能性がある。

報道によると、米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は6月23日、「物価は予想より力強く上昇しており、2022年末までに利上げに着手する必要がある」との見方を伝えた。ボスティック総裁は2022年末までに利上げが開始されると予想している一人であることが確認された。また、米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事は、「経済活動の再開に伴う物価上昇が解消するには幾分時間がかかる可能性がある」と指摘した。

市場関係者の間からは「インフレ見通しについて予断を持つことは難しいが、インフレ率の高止まりが続く可能性が高い」との声が聞かれている。ただ、一部の市場関係者は「インフレ上昇に対する過剰反応は消えており、2022年後半における利上げ開始の予想が今後増える」と指摘している。為替については、目先的に主要通貨に対するドル買いが強まるとの声が聞かれている。

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