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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、経済指標の改善が好感

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【ブラジル】ボベスパ指数 129513.62 +0.85%
24日のブラジル株式市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1085.64ポイント高(+0.85%)の129513.62で取引を終了した。128428.00から129541.2まで上昇した。

買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。経済指標の改善が好感された。6月のFGV消費者信頼感指数は前月の76.2から80.9に改善した。また、米景気回復への期待の高まりや米株高なども支援材料となった。

【ロシア】MICEX指数 3823.44 -0.36%
24日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比13.71ポイント安(-0.36%)の3823.44で取引を終了した。3839.64から3800.50まで下落した。

おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。金属など資源銘柄の下落が指数の下げを主導した。政府が金属の輸出関税を導入するとの観測が嫌気されたもようだ。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇がなどが指数を下支えした。

【インド】SENSEX指数 52699.00 +0.75%
24日のインドSENSEX指数は反発。前日比392.92ポイント高(+0.75%)の52699.00、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同103.50ポイント高(+0.66%)の15790.45で取引を終えた。

買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。IT関連が指数の上げを主導した。前日の米ハイテク株の上昇などが好感されたもようだ。また、早期の米金融引き締め懸念の後退もインドなど新興国からの資金流出懸念を後退させた。国内では、政策期待の高まりが引き続き支援材料となった。

【中国本土】上海総合指数 3566.65 +0.01%
24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.43ポイント高(+0.01%)の3566.65ポイントと小幅ながら4日続伸した。

景気先行きが楽観される流れ。中国財政部は23日、今年1-5月の国有企業利益総額が前年同期比で2.7倍に膨らんだと報告した。資金流動性の確保もプラス。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、リバースレポ取引を通じ、市場に300億人民元を供給した。期日到来分との差引では200億人民元の供給となる。このところの金融操作では、供給が100億人民元にとどまっていた。もっとも、買い進む動きはみられない。米中関係の悪化懸念がくすぶる中、指数はマイナス圏で推移する場面もみられた。ウイグルの人権侵害問題や香港の自治などを巡り、このところ米国政府は対中圧力を強めている。米商務省は23日、国家安全保障上の懸念を理由に太陽電池素材などに関連する中国5社・団体をエンティティリスト(EL、禁輸措置対象リスト)に追加すると発表した。
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