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米国株見通し:下げ渋りか、FRBの慎重姿勢に期待

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(14時50分現在)

S&P500先物      4,414.60(-7.7)
ナスダック100先物  15,109.20(-16.8)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は70ドル安。NY原油先物(WTI)の戻りは鈍く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


26日の取引で主要3指数は連日の高値更新。ダウはマイナスで寄り付いたが、上昇に転じ82ドル高の35144ドルで取引を終えた。序盤は中国によるネット企業への規制強化を嫌気した売りが先行し、軟調地合いに。この日発表された住宅関連指標やダラス連銀製造業活動指数の低調な内容が嫌気された。ただ、好調な国債入札で金利高が抑制されるなか、今週決算発表が集中するハイテク株に好業績期待の買いが入り、相場を押し上げた。


本日は下げ渋りか。連邦公開市場委員会(FOMC)での明日の政策決定を控え、資産買入れの段階的縮小(テーパリング)や利上げ時期の前倒しに思惑が広がりやすく、全般的に買いづらい地合いとみられる。半面、引き締めは慎重との期待も根強く、下げは限定的。また、今晩発表の耐久財受注やFHFA住宅価格指数、消費者信頼感指数はおおむね前回並みと予想され、正常化期待も続く。さらに、好業績期待のハイテク株買いが強気相場を支えそうだ。



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