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NY為替:米長期金利低下を意識してドル売り強まる

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27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円13銭から109円59銭まで下落して109円76銭で引けた。6月米耐久財受注速報値は予想を大幅に下回ったことや株安を嫌気したほか、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)でハト派姿勢を維持するとの見通しを背景に、長期金利低下に伴うドル売りやリスク回避の円買いが強まった。その後、住宅価格関連指数や7月消費者信頼感指数が予想を上回ったため、ドルは下げ止まった。

ユーロ・ドルは1.1799ドルから1.1841ドルまで上昇して1.1819ドルで引けた。ユーロ・円は130円01銭へ強含んだのち129円63銭まで反落した。米国は室内でのマスク着用を推奨するガイダンスに変更するとの報道を受け、新型コロナウイルスデルタ型流行による景気回復の遅れを警戒し、リスク回避の円買いが観測された。ポンド・ドルは1.3802ドルから1.3894ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9161フランから0.9129フランまで下落した。

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