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日経平均は4日ぶりに大幅反落、コロナ感染や米中株安で警戒感強まる

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日経平均は4日ぶりに大幅反落。27日のNYダウは85.79ドル安と6日ぶりに反落。6月耐久財受注速報値が予想を下回ったことや新型コロナ感染再拡大への警戒感から景気回復が懸念された。決算を控えた主要ハイテク株も売られ、ナスダックも1.21%安と6日ぶりに反落した。米株安のほか、27日の東京都でのコロナ新規感染者数が過去最多の2848人を記録したこともあり、日経平均は295.23円安の27674.99円でスタート。200日移動平均線を意識した底堅さがしばらく見られたが、前場中頃からは下げ幅を300円以上に拡げた。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を明日に控えるなか、中国政府による規制強化を嫌気した中国株安や時間外の米株価指数先物の軟調を背景に、後場は更に下げ幅を拡げる展開となり、27466.99円(503.23円安)まで下げる場面もみられた。

 大引けの日経平均は前日比388.56円安の27581.66円となった。東証1部の売買高は10億3788万株、売買代金は2兆2055億円だった。セクター別で金属製品、情報・通信業、サービス業などが下落率上位に並んだ一方、鉄鋼、石油・石炭製品、パルプ・紙などが上昇率上位に並んだ。東証1部の値下がり銘柄は全体の76%、対して値上がり銘柄は全体の19%であった。

 個別では、今期営業利益予想がほぼ市場予想並みにとどまったGenky DrugStores<9267>が短期的な材料出尽くしから急落し値下がり率上位にランクイン。アマノ<6436>も第1四半期営業損益は黒字転換となったものの、パーキングシステム事業の回復遅延を警戒視する動きから大幅に下落。業績下方修正により上半期が一転して営業減益見込みとなったタツタ電線<5809>も急落して値下がり率上位に並んだ。市場予想を上回る第1四半期決算となった信越化学<4063>は、地合いの影響もあり軟調。そのほか、SUMCO<3436>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ルネサス<6723>、レーザーテック<6920>など半導体関連株が揃って大幅安。中国政府による規制強化の動きを受けて、傘下ファンドの投資収益の減少が懸念されたソフトバンクG<9984>も大幅に続落した。

 一方、決算や業績予想の引き上げを手掛かりにシマノ<7309>、日清粉G<2002>、三菱自<7211>、メルコHD<6676>などが大きく上昇。先日第1四半期業績予想の上方修正を発表していたKOA<6999>は、修正値通りの着地となった一方、上半期業績予想として新たに前年同期比7.4倍となる営業利益を示したことに加え、未定だった中間配当の実施を示したことで大幅高となった。MBO(経営陣による買収)の実施発表でTOB(株式公開買付)価格にサヤ寄せする動きとなったサカイオーベックス<3408>はストップ高比例配分となった。そのほか、日本製鉄<5401>やJFEHD<5411>などの鉄鋼関連が本日も堅調だった。
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