大阪金概況：上昇、株安で安全資産に資金向かうも上げ幅は限定的

大阪取引所金標準先物　22年6月限・日中取引終値：6374円（前日日中取引終値↑16円）

・推移レンジ：高値6380円-安値6350円

28日の大阪取引所金標準先物（期先：22年6月限）は上昇した。東京株式市場で日経平均が大幅に下げたことで、投資家のリスク選好が後退し、安全資産とされる金に資金が向かいやすい地合いとなった。一方、外為市場で一時1ドル=109円70銭台と、昨日15時頃に比べ40-50銭ほど円高・ドル安に振れたことから円建てで取引される金先物の割高感が意識され、今日の金先物は買いが優勢だったものの、上げ幅は限定的だった。