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NY為替:ドル弱含み、4-6月期米GDP速報値は予想を下回る

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29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円91銭まで上昇後、109円42銭まで反落し、109円46銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和策を当面維持するとの見方や、米4-6月期国内総生産(GDP)速報値が予想を下回る伸びとなったため、ドル売りが優勢となった。GDP価格指数が1981年来で最大の伸びを記録したため、金利上昇に伴い一時ドル買いが優勢となる局面もあった。しかしながら、この日発表された先週分新規失業保険申請件数は2週連続で40万件を上回ったこと、6月中古住宅販売成約指数は予想外のマイナスに落ち込み、景気回復への期待は後退し、ドル売りが再燃した。

ユーロ・ドルは1.1871ドルから1.1893ドルまで上昇し、1.1886ドルで引けた。ユーロ・円は130円56銭まで上昇後、130円09銭まで反落。ポンド・ドルは1.3952ドルから1.3982ドルまで上昇。ドル・スイスは0.9087フランから0.9054フランまで下落した。

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