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米国経済は7-9月期もまずまず堅調か

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 米商務省が7月29日発表した4-6月期国内総生産(GDP)速報値は、前期比年率+6.5%で市場予想の+8.4%程度を下回ったものの、個人消費や企業の設備投資は予想以上に堅調だった。サプライチェーン(供給網)の制約に伴う在庫減少が、経済成長を抑制する一因となったようだ。4-6月期の個人消費は+11.8%の高い伸びを記録、企業の設備投資は+8.0%と堅調だったが、住宅投資は-9.8%となった。
 なお、コアの個人消費支出(PCE)価格指数は6.1%の高い伸びを記録したが、7−9月期は伸び率が鈍化するとの見方が多い。米金融当局はインフレ率の上昇は一時的との見方を変えていないが、ワクチン接種の拡大によって公衆衛生の危機が経済に及ぼす影響を弱めていることから、米国経済は7-9月期もまずまず堅調に推移するとみられる。
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