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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国の景気テコ入れ期待が強まる流れ

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【ブラジル】ボベスパ指数 122515.74 +0.59%
2日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比714.95ポイント高(+0.59%)の122515.74で取引を終了した。121796.9から124536.3まで上昇した。

前半は上値を追う展開を示したが、その後は上げ幅をじりじりと縮小させた。前日の大幅安を受けた反動から買い戻しが優勢となった。また、欧州市場の上昇なども支援材料となった。一方、指数の上値は重い。国内外での新型コロナウイルス変異株の流行が引き続き懸念材料となった。

【ロシア】MICEX指数 3788.10 +0.44%
2日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比16.52ポイント高(+0.44%)の3788.10で取引を終了した。3781.43から3801.24まで上昇した。

買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。欧州市場の上昇が支援材料となり、ロシア株にも買いが広がった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が足かせとなったほか、新型コロナウイルス変異株の世界的な流行が引き続き警戒材料となった。

【インド】SENSEX指数 52950.63 +0.69%
2日のインドSENSEX指数は小反発。前日比363.79ポイント高(+0.69%)の52950.63、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同122.10ポイント高(+0.77%)の15885.15で取引を終えた。

高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。税収の回復が支援材料。7月の物品・サービス税は1兆1600億ルピー(約1兆7052億円)に上り、3カ月ぶりの高水準を記録した。また、民間銀行の大幅増益報告も同セクターの物色手掛かり。4-6月期の民間銀行は平均で33.6%の増益だと報告された。

【中国本土】上海総合指数 3464.29 +1.97%
週明け2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比66.93ポイント高(+1.97%)の3464.29ポイントと反発した。

中国の景気テコ入れ期待が強まる流れ。先週末(7月31日)公表された7月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)が50.4となり、昨年2月以来の水準に低迷する中、「当局は経済回復の腰折れを回避するため、経済対策を強化する」との見方が広がった。また、7月30日に開かれた共産党中央政治局会議では、インフラ投資を加速させ、財政政策の効果を高める方針などが確認されている。

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