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アウトソーシング—2Q増収増益で計画上振れ、海外でITやインフラなど幅広く堅調

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アウトソーシング<2427>は7月30日、2021年12月期第2四半期累計(21年1月-6月)の連結業績を発表した。売上収益は264,712百万円(前年同期比53.3%増)、営業利益は11,994百万円(前年同期比3.7倍)、税引前四半期利益は10,990百万円(同5.5倍)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は5,632百万円(同9.0倍)となった。売上収益、各利益そろって従来計画を上振れた。
海外での業績が好調となった。1月にグループに参入したアイルランドの人材ビジネス企業であるCPLグループにてITや医薬向けが好調だったほか、豪州でのIT系の需要拡大や、インフラや建築などの注力戦略も計画以上で推移するなどした。為替市場での円安進行も追い風となった。国内でも、国内サービス系の米軍施設向け事業において建物や設備の改修・保全業務が増益に寄与した。
なお、オランダのOTTOグループの業績が堅調となったことからプットオプション負債の公正価値を再評価したことに伴い、金融費用約19億円を計上したものの、税引前四半期利益以下の利益はなお大幅増加を維持した。

2021年12月期の通期業績予想については、新型コロナウイルス感染症の蔓延による事業環境の先行き不透明感などを踏まえ、据え置き、現時点では変更していない。



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