日経平均は90円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が300ドルを超す下落となったことが東京市場の株価の重しとなった。また、国内で新型コロナ感染が急速に拡大していることに加え、中国や米国などでも感染が拡大し、日本経済や世界経済の重しとなることが懸念され、買い手控え要因となった。一方、発表が相次ぐ主要企業の4-6月期決算への期待感が引き続き株価支援要因となった。また、昨日の米株式市場でナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価を下支えしたことに加え、外為市場で1ドル=109円50銭前後と、昨日15時頃に比べ40-50銭ほど円安・ドル高に振れたことも安心感となり、寄り後、日経平均は上げに転じた。
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