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日経平均は158円高でスタート、アドバンテストや富士通などが上昇

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27653.23;+158.99
TOPIX;1925.21;+10.07


[寄り付き概況]

 24日の日経平均は158.99円高の27653.23円と続伸して取引を開始した。前日23日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は215.63ドル高の35335.71ドル、ナスダックは227.99ポイント高の14942.65で取引を終了した。食品医薬品局(FDA)が国内で初めてファイザー・独ビオンテック製の新型コロナウイルスワクチンを正式承認したため、コロナ感染拡大への懸念が後退し、寄り付き後、上昇。さらに、原油価格の反発が買い材料になったほか、連邦準備制度理事会(FRB)の経済シンポジウムが対面形式からオンライン形式に変更されたことを受けて、この会合でパウエル議長が緩和縮小計画を発表するとの警戒感が後退したことも支援材料となり、上げ幅を拡大した。ハイテク株も強く、ナスダック総合指数は史上最高値を更新して引けた。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって上昇した流れを引き継いだ。また、米市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の上昇率が2%を超え、主要3指数より上昇率が大きかったことも、東京市場で半導体関連株などの株価支援要因となった。一方、引き続き新型コロナ感染拡大への懸念が株価の重しとなり、また、昨日の日経平均が500円近い大幅反発となったことで目先的な利益確定売りが出やすかったことに加え、外為市場で1ドル=109円60銭台と、昨日15時頃に比べ20-30銭ほど円高・ドル安に振れたことが輸出関連株などの株価の重しとなったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。本日は、タンゴヤ<7126>がジャスダックに上場した。

 セクター別では、空運業、海運業、鉱業、電気機器、鉄鋼などが値上がり率上位、銀行業が値下がりしている。東証1部の売買代金上位では、ソニーG<6758>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>、ルネサス<6723>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>、エムスリー<2413>、富士通<6702>、ラクス<3923>などが上昇。他方、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、資生堂<4911>、ホンダ<7267>、塩野義薬<4507>などが下落している。

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