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日経平均は36円高でスタート、トヨタや日本製鉄などが上昇

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27768.13;+36.03
TOPIX;1937.92;+3.72


[寄り付き概況]

 25日の日経平均は36.03円高の27768.13円と3日続伸して取引を開始した。前日24日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は30.55ドル高の35366.26ドル、ナスダックは77.15ポイント高の15019.80で取引を終了した。当局による新型コロナウイルスワクチン正式承認を受けた景気回復期待に、買いが強まり、寄り付き後、上昇。原油高に加え、企業の好決算も手伝い終日堅調に推移した。ハイテクも強く、ナスダック総合指数は史上最高値を更新して終了した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇し、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数と多数の機関投資家が運用のベンチマークとするS&P500が最高値を更新した流れを引き継いだ。一方、日経平均が昨日までの2日間で700円を超す上げとなったことから短期的な戻り売りが出やすかったことに加え、27日に開かれるジャクソンホール会議を控え、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。

 セクター別では、鉄鋼、鉱業、非鉄金属、石油石炭製品、輸送用機器などが値上がり率上位、パルプ・紙、医薬品、海運業、サービス業、その他製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、トヨタ<7203>、JFE<5411>、日本製鉄<5401>、ファナック<6954>、昭和電工<4004>、ベイカレント<6532>、ヤマハ発<7272>、デンソー<6902>、JAL<9201>、コマツ<6301>などが上昇。他方、レーザーテック<6920>、キーエンス<6861>、日本郵船<9101>、任天堂<7974>、リクルートHD<6098>、武田薬<4502>、第一三共<4568>、大塚商会<4768>、ニトリHD<9843>などが下落している。

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