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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、欧米株高が好感

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【ブラジル】ボベスパ指数 120817.71 +0.50%
25日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比606.96ポイント高(+0.50%)の120817.71で取引を終了した。119225.9から120817.7まで上昇した。

前半はマイナス圏でもみ合ったが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株高が好感され、ブラジル株への買いが継続。また、米経済の回復期待なども輸出の拡大観測を高めた。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、内需関連の下落などが指数の上値を抑えた。

【ロシア】MOEX指数 3886.64 -0.06%
25日のロシア株式市場は小反落。主要指標のMOEX指数は前日比2.23ポイント安(-0.06%)の3886.64で取引を終了した。3895.62から3868.64まで下落した。

買いは先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。弱い経済指標が足かせとなった。7月の鉱工業生産は前年同月比で6.8%上昇し、前月の10.2%(改定値)と市場予想の8.0%を下回った。また、インフレ率の高止まりも警戒材料。一方、欧米株高や原油価格の上昇などが指数を下支えした。

【インド】SENSEX指数 55944.21 -0.03%
25日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比14.77ポイント安(-0.03%)の55944.21、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同10.05ポイント高(+0.06%)の16634.65で取引を終えた。

プラス圏で推移した後は終盤に売りに押された。外国人投資家(FII)の売り継続が指数の足かせとなった。また、新型コロナウイルス変異株の世界的な流行なども引き続き警戒されたもようだ。一方、指数の下値は限定的。経済活動の回復が支援材料となった。

【中国本土】上海総合指数 3540.38 +0.74%
25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比25.91ポイント高(+0.74%)の3540.38ポイントと3日続伸した。

中国の景気テコ入れ策に対する期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)の易綱・総裁は23日夜、「与信を安定させ、実体経済と中小企業を支える」と表明した。また、市場関係者の間では、人民銀が第4四半期(10-12月)にも追加の預金準備率引き下げに踏み切ると予測されている。中国で再び拡大した新型コロナウイルス感染が収束しつつあり、社会行動の正常化が進むとの見方が広がったこともプラス材料だ。
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