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日経平均は226円高でスタート、レーザーテックや日本郵船などが堅調

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27867.60;+226.46
TOPIX;1943.51;+14.74


[寄り付き概況]

 8月30日の日経平均は前週末比226.46円高の27867.60円と大幅反発でスタート。27日の米国市場でダウ平均は242.68ドル高の35455.80ドル、ナスダックは183.69ポイント高の15129.50で取引を終了。昨日の下げの反動で、寄り付き後、上昇。注目となっていた連邦準備制度理事会(FRB)の年次経済シンポジウムの講演でパウエル議長は年内の資産購入縮小開始が適切となる可能性に言及したものの、利上げには程遠いとタカ派色を強めなかったことから、長期にわたり低金利が継続されるとの期待に買いが強まった。長期金利の低下で、ハイテク株も買われナスダック総合指数は史上最高値を更新して終了。シカゴ日経225先物清算値は大阪比215円高の27855円。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、本日は買い先行で取引を開始。景気敏感株の強い値動きが目立つ展開に。また、先週を通じて手控え要因となっていたパウエル議長講演を通過したことにより、商いが膨らむことに期待する声も聞かれている。

 売買代金上位では、レーザーテック<6920>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、東エレク<8035>、JFE<5411>、ファナック<6954>、資生堂<4911>、日立<6501>、日本製鉄<5401>などが堅調。業種別では海運、鉄鋼、鉱業、石油石炭などが上昇率上位に。

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