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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続伸、景気回復が7月に順調に進んでいる

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【ブラジル】ボベスパ指数 120677.60 +1.65%
27日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1953.63ポイント高(+1.65%)の120677.60で取引を終了した。120677.6から120677.6まで上昇した。

買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米低金利政策の長期化期待が好感され、ブラジルなど新興国からの資金流出懸念がやや後退した。また、海外株高や原油価格の上昇なども支援材料となった。

【ロシア】MOEX指数 3887.38 +0.93%
27日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比35.81ポイント高(+0.93%)の3887.38で取引を終了した。3844.49から3887.38まで上昇した。

中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇がウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり。また、海外株高も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。アフガニスタンを巡る地政学リスクが引き続き警戒された。

【インド】SENSEX指数 56124.72 +0.31%
27日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比175.62ポイント高(+0.31%)の56124.72、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同68.30ポイント高(+0.41%)の16705.20で取引を終えた。

売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。景気回復が7月に順調に進んでいることが好感された。また、景気対策への期待が高まっていることも引き続き支援材料となった。

【中国本土】上海総合指数 3522.16 +0.59%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.49ポイント高(+0.59%)の3522.16ポイントと反発した。

中国の景気テコ入れ策に対する期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)は足もとで、リバースレポを通じた資金供給を強化している。人民銀は26日、預金準備率などの政策手段を用いて農村開発を支援する方針も明らかにした。また、商務部は26日、新型コロナウイルス感染流行で苦境に陥った貿易やホテル、小売などの事業者に向けた追加支援策を打ち出している。外部環境の不透明感などで売り先行したものの、下値は堅く、上海総合指数はほどなくプラスに転じた。
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