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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まる

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【ロシア】MOEX指数 4010.16 -0.45%
7日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比18.09ポイント安(-0.45%)の4010.16で取引を終了した。4043.51から4004.90まで下落した。

買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油安も資源セクターの足かせとなった。ほかに、欧州での金融緩和縮小に対する懸念の高まりなどが外資の流出懸念を強めた。

【インド】SENSEX指数 58279.48 -0.03%
7日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。前日比17.43ポイント安(-0.03%)の58279.48、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同15.70ポイント安(-0.09%)の17362.10で取引を終えた。

後半はプラス圏に回復したが、引け間際にマイナス圏に転落した。両指数とも前日まで3日続伸しており、足元での高値警戒感から利益確定売り圧力が強まった。また、2021年度の地方政府の財政支出が目標を下回るとの見通しも成長加速の足かせとなった。

【中国本土】上海総合指数 3676.59 +1.51%
7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比54.73ポイント高(+1.51%)の3676.59ポイントと続伸した。今年2月19日以来の高値水準を更新している。

主要経済指標の改善が買い安心感を誘う流れ。取引時間中に公表された今年8月の貿易統計では、輸出と輸入の伸びがそろって上振れた。なかでも人民元建て輸出は15.7%拡大し、前月実績(8.1%増)を大幅に上回っている。中国経済対策の期待感も持続。中国の劉鶴・副首相は6日、「民営経済の発展を支援する方針・政策は現在も変わっておらず、今後も変わらない」と述べた。また、中国証券報は同日、「中国人民銀行(中央銀行)は預金準備率や金利の引き下げ余地がある」と専門家の意見として報じている。指数は徐々に上げ幅を広げた。
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