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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、インフレ率の落ち着きが好感

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【ブラジル】ボベスパ指数 116180.55 -0.19%
14日のブラジル株式市場は小反落。主要指標のボベスパ指数は前日比223.17ポイント安(-0.19%)の116180.55で取引を終了した。117269.8から115809.00まで下落した。

前日の終値近辺でもみ合った後は終盤はマイナス圏に転落した。追加利上げ懸念がやや高まっていることが警戒材料となった。また、米株安もブラジル株の足かせに。一方、堅調な経済指標や景気の回復期待などが引き続き指数をサポートしている。

【ロシア】MOEX指数 4055.70 +0.36%
14日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比14.54ポイント高(+0.36%)の4055.70で取引を終了した。4037.23から4061.99まで上昇した。

おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。原油価格の上昇が支援材料となり、資源の一角に買いが広がった。また、利上げ幅が予想を下回ったことも引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。海外株が再び不安定な値動きを示したことが指数の足かせとなった。

【インド】SENSEX指数 58247.09 +0.12%
14日のインドSENSEX指数は小反発。前日比69.33ポイント高(+0.12%)の58247.09、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同24.70ポイント高(+0.14%)の17380.00で取引を終えた。

終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。インフレ率の落ち着きが好感された。8月の消費者物価指数(CPI)上昇率は5.3%となり、前月の5.59%と予想の5.60%を下回ったほか、4カ月ぶりの低水準を記録した。また、景気回復ペースが9月に入ってから再び加速しているとの報告や7-9月期の工場の生産高が大幅に増加するとの見通しなども支援材料となった。

【中国本土】上海総合指数 3662.60 -1.42%
14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比52.77ポイント安(-1.42%)の3662.60ポイントと4日ぶりに反落した。

産業締め付けの警戒感が重しとなる流れ。現地メディアが伝えたところによれば、上海や広州など大都市で住宅ローンの審査や金利が一段と厳格化されている。中国商業銀行による不動産向け融資の不良債権比率悪化なども不安材料だ。売り圧力も意識される。上海総合指数は前日まで急ピッチに上昇し、足もとでは約6年1カ月ぶりの高値水準を切り上げていた。中国経済対策に対する期待感などで指数は上昇する場面がみられたものの、後場に入り下げ足を速めている。
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