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NY株式:NYダウ63ドル安、強い小売りも回復に慎重な見通し

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米国株式市場はまちまち。ダウ平均は63.07ドル安の34751.32ドル、ナスダックは20.40ポイント高の15181.93で取引を終了した。8月小売売上高や9月フィラデルフィア連銀製造業景況指数の良好な結果を受けて、景気回復期待が再燃し、上昇して寄り付いた。しかし、新規失業保険申請件数の増加で雇用や景気回復への懸念がくすぶったほか、金利先高感を警戒した売りに下落に転じた。ユダヤ教の祭日で参加者が限られる中、押し目買いも強く、引けにかけて下げ幅を縮小。セクター別では、小売りや食・生活必需品小売りが上昇、素材が下落した。


自動車メーカーのフォード(F)は電動ピックアップトラックF150lightningの生産を倍増する計画を発表し、堅調に推移。食品宅配サービスを提供するドアダッシュ(DASH)やメキシカンレストランチェーンを運営するチポトレ・メキシカン・グリル(CMG)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。一方で、代替肉メーカーののビヨンドミート(BYND)や電気自動車メーカーのフィスカー(FSR)はアナリストの投資判断引き下げが嫌気され、下落した。


製薬会社のファイザー(PFE)は食品医薬品局(FDA)に免疫力を高めるブースター接種を承認するよう要請したと報じられた。FDAは17日にブースター接種に関する協議を予定している。

Horiko Capital Management LLC




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