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NY債券:米長期債相場は続落、FOMC会合を控えて調整的な売りが増える

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17日の米国長期債相場は、弱含み。ニューヨーク市場の序盤で長期債利回りは上昇し、この日発表された9月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は、71.0で市場予想を下回ったものの、債券利回りは下げ渋った。米国株式は下げたものの、安全逃避的な債券買いは縮小。米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合を翌週に控えており、ポジション調整的な売りが広がった。ただ、インフレ加速の思惑は後退しており、長期債利回りが持続的に上昇する可能性は低いとの見方は依然として多い。10年債利回りは、1.335%近辺から一時1.384%近辺まで上昇し、取引終了時点にかけて1.362%近辺で推移した。

イールドカーブは、スティープニング気配で推移。2年−10年は+114.50bp近辺、2−30年は+168.10bp近辺で引けた。2年債利回りは0.22%(前日比:0bp)、10年債利回りは1.36%(同比:+2bp)、30年債利回りは、1.90%(同比:+2bp)で取引を終えた。

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