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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、資源の一角に売りが継続

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【ブラジル】ボベスパ指数 108843.74 -2.33%
20日のブラジル株式市場は5日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比2595.62ポイント安(-2.33%)の108843.74で取引を終了した。111434.7から107520.1まで下落した。

売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏で推移した。欧米株の続落が警戒され、ブラジル株にもリスク回避の売りが広がった。また、利上げ観測の高まりも嫌気された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、政策金利(セリック金利)が年末まで8.25%まで引き上げられるとの見通しが示された。これは前週予想の8.00%を上回ったほか、3週連続の上方修正となった。

【ロシア】MOEX指数 3969.61 -1.62%
20日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比65.56ポイント安(-1.62%)の3969.61で取引を終了した。3991.39から3955.19まで下落した。

大幅安で寄り付いた後は狭いレンジで推移した。原油価格の下落を受け、資源の一角に売りが継続。また、海外株の続落も投資家心理を悪化させた。ほかに、ウクライナ問題をめぐり、欧米などとの応酬が激しくなっていることも嫌気された。プーチン大統領はこのほど、欧米などに対する制裁期限を1年間を延長して2022年末までとした。

【インド】SENSEX指数 58490.93 -0.89%
20日のインドSENSEX指数は続落。前日比524.96ポイント安(-0.89%)の58490.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同188.25ポイント安(-1.07%)の17396.90で取引を終えた。

前半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。海外市場の下落が警戒され、インド市場にもリスク回避の売りが広がった。また、両指数とも過去最高値水準で推移しており、足元での過熱感から利益確定売り圧力も継続。このほか、この日の中国や日本市場が休場となり、インド市場にも積極的な買いは手控えられた。

【中国本土】
休場
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