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米国株見通し:自律反発か、FOMCの議論を見極め

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(14時40分現在)

S&P500先物      4,369.50(+21.25)
ナスダック100先物  15,063.75(+54.25)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物200ドル超高。原油相場は持ち直し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


20日の取引で主要3指数は大幅続落。ナスダックやS&Pは前日比約2%弱含んだほか、ダウは一時1000ドル近く下げ、終値で節目の34000ドルを割り込んだ。夏場に過去最高値を更新する強気相場が続き、過熱感が指摘されていた。そうしたなか、連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め観測で売りが先行。中国の恒大集団の経営問題も浮上し、利益確定売りが優勢に。ハイテクをはじめ幅広い売りが指数を押し下げる展開となった。


本日は自律反発か。前日の急激な下げにより調整は一服したとみられ、指数は値を戻す展開となりそうだ。恒大集団の今後の利払い不能の事態は引き続き警戒されるものの、過度な懸念は一服し、値ごろ感の生じた景気敏感株やハイテクへの買戻しが予想される。一方、本日と明日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で中国リスクを背景に資産買入れの段階的縮小(テーパリング)や利上げ前倒しといった引き締めへの思惑は後退し、買戻しを支援しよう。


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