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9月23日のNY為替概況

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 23日のニューヨーク外為市場でドル・円は109円95銭へ弱含んだのち110円25
銭まで上昇して、引けた。

米8月シカゴ連銀全米活動指数が予想以上に悪化したほか、先週分新規失業保険申請件数が予想外に増加したため一時ドル売りが優勢となった。しかし、米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で早期の資産購入策の縮小や2022年の利上げの可能性を示唆したことを背景として金利が上昇すると、ドル買いが再燃した。


ユーロ・ドルは1.1713ドルから1.1750ドルまで上昇して引けた。


ユーロ・円は128円84銭から129円45銭まで上昇。中国信用不安の後退でリスク選好の円売りが強まった。


ポンド・ドルは1.3704ドルから1.3751ドルまで上昇した。

英国中銀は市場の予想通り政策金利や資産購入プログラムの据え置きを決定。同時に、2名のメンバーが資産購入規模縮小を主張したほか、声明で利上げの根拠が強まったもようだとの認識を示したため、年内の利上げ観測も浮上し、ポンド買いに拍車がかかった。


ドル・スイスは0.9250フランから0.9217 フランまで下落した。



[経済指標]
・米・8月シカゴ連銀全米活動指数:0.29(予想:0.50、7月:0.75←0.53)
・米・先週分新規失業保険申請件数:35.1万件(予想:32.0万件、前回:33.5万件←33.2万件)
・米・失業保険継続受給者数:284.5万人(予想:260万人、前回:271.4万人←266.5万人)
・米・9月製造業PMI速報値:60.5(予想:61.0、8月:61.1)
・米・9月サービス業PMI速報値:54.4(予想:54.9、8月:55.1)
・米・9月総合PMI速報値:54.5(8月:55.4)
・米・8月景気先行指数:前月比+0.9%(予想:+0.7%、7月:+0.8%←+0.9%)
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