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NY債券:米長期債相場は下落、安全逃避的な債券買いは縮小

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24日の米国長期債相場は下落。中国恒大集団の債務問題は予断を許さない状態が続いているが、中国の金融不安がさらに増幅し、世界経済に悪影響を及ぼすとの見方は後退しつつある。安全逃避的な債券買いは縮小し、23日に続いてイールドカーブのスティープニングが観測された。なお、米民主党のペロシ下院議長は24日、超党派インフラ投資法案の審議を9月27日に開始する考えを示したが、3.5兆ドル規模の歳出法案について前向きな発言はなかったようだ。10年債利回りは1.403%近辺まで低下した後、1.465%近辺まで上昇した。

イールドカーブは、スティープニング気配で推移。2年−10年は+118.50bp近辺、2−30年は+171.70bp近辺で引けた。2年債利回りは0.27%(前日比:+1bp)、10年債利回りは1.45%(同比:+2bp)、30年債利回りは、1.98%(同比:+4bp)で取引を終えた。

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