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新興市場銘柄ダイジェスト:オプトエレクトは大幅に反落、ジーダットがストップ高

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<1724> シンクレイヤ 1223 +74
大幅に続伸。6日に発行した新株予約権のうち1006個(発行総数の11.1%)が権利行使されたと発表している。交付株数は10万0600株。未行使の新株予約権は6977個となった。シンクレイヤは14日にも1117個が権利行使されたことを明らかにしていた。相次ぐ大量行使で将来の株式価値の希薄化懸念が後退し、投資資金が流入している。同社株が10日に直近安値(933円)を付けた後、順調に値を上げていることも買い安心感につながっているようだ。


<6664> オプトエレクト 650 -100
大幅に反落。21年11月期第3四半期累計(20年12月-21年8月)の営業損益を11.21億円の黒字(前年同期実績は2.97億円の赤字)と発表している。国内がモジュール製品・スキャナ製品を中心に計画通り推移したほか、米国の特需案件や欧州・アジアなどで経済活動の正常化が進んでいることも黒字転換に寄与した。通期予想は10.30億円の黒字で据え置いており、上方修正がなかったことから材料出尽くしと見た向きが利益確定売りを出しているようだ。


<4556> カイノス 1343 +29
大幅に続伸。22年3月期の営業利益を従来予想の6.00億円から8.00億円(前期実績6.32億円)に上方修正したと午後0時半に発表している。生化学や免疫血清学検査用試薬などの製品が堅調に推移する見込みとなったため。営業・学術活動等の制限に伴う販管費が予算以下に収まることも利益を押し上げる見通し。カイノス株は13日に直近高値(1518円)を付けてから軟調に推移しており、押し目買いも入っているようだ。


<3841> ジーダット 1471 +300
ストップ高。主力製品の「SX-Meister」で大型案件を受注したと発表している。受注先は海外企業で、受注金額は約7.90億円。SX-Meisterは半導体やフラットパネルディスプレイなどの先端電子デバイスを設計するためのCADソフトウェア。22年3月期の業績(営業利益予想は前期比11.8%増の1.50億円)に与える影響は算出中で、開示すべき事項が判明した場合は速やかに開示するとしている。


<5284> ヤマウHD 754 +79
一時ストップ高を付け、年初来高値を更新している。22年3月期第2四半期累計(21年4-9月)の営業利益を従来予想の0.30億円から3.60億円(前年同期実績0.45億円)に上方修正している。コンクリート製品製造・販売事業で製品出荷を前倒ししたほか、生産性向上やコスト削減、工事進行基準の計上方法見直しなどが奏効した。通期予想(前期比28.1%減の13.50億円)は新型コロナウイルスの影響など先行きが不透明として据え置いた。


<4196> ネオマーケ 1996 +40
大幅に3日続伸。インティメート・マージャー<7072>と連携し、Cookieレスに対応したターゲティング広告の提供を開始すると発表している。個人情報に関する規制強化で多くの企業がサードパーティーCookieを使用したデジタルマーケティング施策ができなくなるとされる。このためサードパーティーCookieに依存しないターゲティング広告の提供を通じ、企業のマーケティング戦略の最適化を支援する。
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