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後場の日経平均は82円安でスタート、商船三井やレーザーテックが安い

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;30157.46;-82.60
TOPIX;2078.94;-8.80


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比82.60円安の30157.46円と午前の終値から若干下げ幅を縮小して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横ばいで推移。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=111円20銭台と朝方から円安で推移。午前の日経平均は、米上院で債務上限に関する審議が否決されたことや日経平均が3万円台の高値警戒感から続落となった。後場の日経平均は、午前の終値より若干下げ幅を縮小してスタートした。ソフトバンクG<9984>は後場に入り、強含みが続いているが、昨日に引き続き、大手海運3社が売買代金を伴い、大幅安していることや、指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が値を消してきたことが相場の重しとなっているもようだ。また、午前に発表された、8月の中国工業部門利益は、前年同月比+10.1%と、7月より6.3%減と伸びが鈍化となり、マイナス要因となったもようだ。

 セクター別では、海運業、精密機器、その他製品、サービス業が下落率上位となっており、一方、鉱業、銀行業、石油・石炭製品、輸送用機器、繊維製品が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>、レーザーテック<6920>、キーエンス<6861>が安く、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、トヨタ<7203>、三井住友<8316>、INPEX<1605>が高い。
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