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後場の日経平均は438円安でスタート、武田薬や日本郵船が安い

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27383.89;-438.23
TOPIX;1932.55;-15.20


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比438.23円安の27383.89円と午前の終値から下げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は下げ幅を拡大。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=111円60銭台と朝方から若干円安で推移。午前の日経平均は、米国市場が上昇した流れを引き継ぎ反発でスタートしたが、10時頃から売りに押されてマイナスに転じ続落となった。後場の日経平均は、お昼休み中に日経225先物が下落した流れを引き継ぎ、前場終値より下げ幅を拡大してスタートした。午前に引き続き、ファーストリテイリング<9983>や東京エレクトロン<8035>など指数に寄与度の高い銘柄の下落が相場の重しとなっているもようだ。午前のTOPIX下落率は-0.28%と1.00%下落した日経平均と比較し、下げは限定的となり、銘柄により明暗が分かれる値動きとなっているもようだ。

 セクター別では、空運業、海運業、輸送用機器、陸運業が下落率上位となっており、一方、鉱業、石油・石炭製品、電気・ガス業、ガラス・土石製品が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、日本郵船<9101>、レーザーテック<6920>、武田薬<4502>、ソフトバンクG<9984>、川崎汽船<9107>が安く、任天堂<7974>、キーエンス<6861>、三菱UFJ<8306>、信越化<4063>、三井住友<8316>が高い。
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