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ADワークスグループ Research Memo(8):株主還元は配当金と株主優待により実施

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■株主還元策

株主還元策について、ADワークスグループ<2982>は配当金と株主優待制度を導入している。配当金については、中期的な視点に立ち、企業体質の強化と将来の事業展開に備えるための内部留保、将来を見据えた投資資金を確保しつつ、業績に応じ一定程度の配当を安定的に実施することを基本方針としている。2021年12月期に1株当たり3.5円(配当性向38.2%)となり、前期実績を12ヶ月換算した値とほぼ同額を予定している。

また、株主優待制度については、株主とのリレーション強化を目的に「ADワークスグループ株主クラブ」を通じて各種サービスを実施している。同クラブには6月末、12月末時点で1単元(100株)以上保有の株主が会員登録できる。サービス内容は、IRニュース等の情報配信サービス(全会員向け)と、優待ポイント制度(プレミアム会員向け)に分けられる。プレミアム会員とは1,000株以上保有の株主となり、株式保有数に応じて1ポイント1円相当の優待ポイント(1年間有効)が付与される。優待ポイントは、各種商品(全国の名産品、ワイン、旅館宿泊券、ゴルフ用品等、2,000種類以上から選択)と交換することができる。株主優待も考慮した配当利回りについて見ると、9月17日終値(159円)で試算すると4.7%となる(1,000株を1年間保有した場合)。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


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