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英ポンド週間見通し:下げ渋りか、原油高は引き続き支援材料に(訂正)

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■続伸、原油一段高などで買い強まる

今週のポンド・円は続伸。原油高が続いていることや、英中央銀行は来年末にかけて政策金利を1%まで引き上げるとの見方が浮上しており、リスク選好的なポンド買い・円売りが活発となった。対円レートは一段高となったが、米ドル・円相場が円安方向に振れたことも影響したようだ。取引レンジ:152円73銭−157円42銭。

■下げ渋りか、原油高は引き続き支援材料に

来週のポンド・円は下げ渋りか。中国恒大集団の債務不履行(デフォルト)懸念でリスク回避的な円買いが先行し、ポンドを下押しする可能性があろう。ただ、英中央銀行内で金融引き締めに関する議論が出始め、2022年末までに3回程度の利上げが想定されている。消費者物価指数(CPI)などインフレ指標が注目され、市場予想を上回った場合、ポンド買い材料に。原油高もポンド買いを支援する要因とみられる。

○発表予定の英国の主要経済指標・注目イベント
・20日:9月消費者物価コア指数(8月:前年比+3.1%)
・22日:9月小売売上高(8月:前月比-0.9%)
・22日:10月マークイット製造業PMI(9月:57.1)

予想レンジ:155円50銭−158円50銭

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