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新興市場銘柄ダイジェスト:フォースタは大幅に反発、インバウンドがストップ高

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<1724> シンクレイヤ 1204 +47
大幅に4日続伸。9月6日に発行した第1回新株予約権のうち、995個(発行総数の11.0%)が権利行使されたと発表している。交付株数は9万9500株。未行使の残存個数は3899個となった。シンクレイヤは11日にも1361個の権利行使を発表しており、相次ぐ大量行使で将来の株式価値の希薄化懸念が後退し、買いが優勢になっている。また、25日移動平均線が75日移動平均線を上に突き抜けたことも先高観測につながっているようだ。


<4583> カイオム 243 +7
大幅高。中外製薬<4519>との間で委託研究取引基本契約書の変更覚書を締結したと発表している。同社からの委託業務を遂行することを規定した契約期間を24年12月31日まで3年間延長する。原契約は11年6月30日付。両社はモノクローナル抗体作製技術「ADLibシステム」に関する抗体医薬品の研究開発で協力関係にある。委託業務契約は今後の利益拡大につながるとの期待から、買いが入っているようだ。


<7089> フォースタ 4250 +180
大幅に反発。東京経済大学の研究グループによる「クラウドファンディングでの資金調達動向分析」の研究に対し、情報プラットフォームの「STARTUP DB」を提供し、10月から共同研究を開始すると発表している。株式投資型クラウドファンディングを通じたスタートアップへの資金供給が拡大するメカニズムについて検討する。共同研究で得られた分析結果を活用し、スタートアップ・エコシステムの活性化を目指す。


<7031> インバウンド 3490 +500
ストップ高。飲食店・医療施設の予約プラットフォームを展開するEPARK(東京都港区)の子会社で音声予約システムを開発・運営するOmniGrid(東京都豊島区)の株式を取得して子会社化するとともに、EPARKと合弁事業契約を締結すると発表している。インバウンドとコンタクトセンターの強化が目的。取得株数は1万8590株(議決権所有割合65.0%)で、取得価額は約9.45億円(アドバイザリー費用含む)。


<6666> リバーエレテク 1347 +25
大幅に4日続伸。22年3月期の営業利益を従来予想の8.46億円から10.90億円(前期実績5.77億円)に上方修正している。上半期に水晶製品の高い需要を背景にスマートフォンや周辺機器向けに加えて無線モジュール向けの受注が好調に推移し、主力の小型音叉型水晶振動子の販売が伸長する見込みとなったため。9月14日に直近高値(1519円)を付けてから株価が値下がりしていたことも買いやすさにつながっているようだ。


<4014> カラダノート 1518 +58
大幅に3日続伸。自社が運営するアプリ「終活準備ノート」で新コンテンツ「ライフプラン」をiOS端末に先行公開したと発表している。葬儀・相続・遺言など終活に関するカテゴリーごとに自身の意向を記録できるほか、各カテゴリーに沿った情報を公開する。毎日の歩数表示なども記録可能で、体調管理をサポートする。また、子育て層の投票率向上を支援するため、投票促進活動をしている社団法人UMF(大阪市)とスポンサー契約する。
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