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エコモット—21年8月期の売上高は21.62億円、売上総利益率は当初計画値を上回る

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エコモット<3987>は15日、2021年8月期連結決算を発表した。売上高は21.62億円、営業利益は0.61億円、経常利益は0.75億円、親会社株主に帰属する当期純利益は0.13億円となった。なお、決算期変更の経過期間となる2020年8月期は17か月決算であるため、対前期増減率については記載していない。また、売上総利益率は45.3%と、当初計画値の42.2%を3.1ポイント上回った。

インテグレーションソリューションの売上高は3.78億円となった。IoTプラットフォーム「FASTIO」を利用したソリューション提供によるイニシャル売上及び通信利用料やアプリケーション利用料等から構成されるストック売上の積み増しが寄与している。当第3四半期連結会計期間からフィットの損益計算書を連結したものの、新型コロナウイルス感染症の影響により営業機会を逸失した。

コンストラクションソリューションの売上高は10.47億円となった。測量系のIoTや遠隔臨場に対応したGリポート等の新商品の出荷が好調となった一方で、定番商品のNETISの有効期限が切れ、その販売が伸び悩んだ。

モニタリングソリューションの売上高は3.34億円となった。当期は、主なパッケージサービスである「ゆりもっと」の販売実績及び3Gサービス終了に伴うLTE対応端末へのリプレイス共に堅調に進んだが、子会社のストークをはじめとして、新型コロナウイルス感染症の影響による失注や遅延が多数発生した。

モビリティサービスの売上高は4.02億円となった。当初売上計画に3Gサービス終了を見据えた解約増加を織り込んでいたものの、その想定を超えた解約数となり、ストック売上が減少した。また、大手損害保険会社等の参入に伴い、市場の競争が激化した結果、新規販売案件の積上げが不足した。

2022年8月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比18.7%増の25.67億円、営業利益は同73.6%増の1.07億円、経常利益は同48.2%増の1.12億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同456.5%増の0.76億円を見込んでいる。



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