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経平均VIは上昇、株価上昇も懸念材料を意識

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比+0.22(上昇率1.11%)の20.09と上昇している。なお、今日ここまでの高値は20.61、安値は19.78。

昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。しかし、原油価格が高止まっていることから企業収益への悪影響が引き続き懸念され、また、米長期金利の一段の上昇を警戒する向きもあり、こうした懸念材料が意識され市場心理は改善しにくく、日経225先物が伸び悩むとボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや広がり、日経VIは昨日の水準を上回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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