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NYの視点:FRB、利上げはまだ先との見方も来年のインフレ動向次第で早まる可能性も

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カンザスシティー連銀のエスター・ジョージ総裁は20日のCNBCとのインタビューで、連邦準備制度理事会(FRB)のテーパリング開始を支持すると同時に、近い将来の利上げはないとの考えを示した。今年はパンデミック絡みの一過性の要因がインフレを押し上げたと判断している。来年のインフレが鈍化すると見ているが、監視を続け、「もし、来年インフレが低下しなければ政策対応を進める」との姿勢を示した。

また、ウォラー理事も、テーパー開始を支持するとともに、インフレがいずれ2%の目標に向けて鈍化するとの見方に基づき利上げはまだ先と言及。同時に、もし、インフレが年末までに弱まらなければ、利上げを早める可能性があるとし、高インフレが続いた場合に、2022年の利上げは正当化されるとした。

FRBが公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)の中で、ほとんどの地区が著しい価格の上昇を報告、さらに、物価の上昇見通しが依然高いと報告された。さらに企業がコストを製品価格に反映、値上げを実施したことも明らかになった。

今後、消費や景気に与える影響に懸念される。実際ベージュブックの中では、一部の地区でサプライチェーン混乱やデルタ株流行を背景に成長ペースの鈍化が報告されている。

スタグフレーションへの警戒感が根強い中、もし、来年インフレが鈍化しなければ政策対応を進める可能性も強まった。



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