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米国株見通し:弱含みか、弱い経済指標で減速に警戒

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(14時40分現在)

S&P500先物      4,515.00(-13.00)
ナスダック100先物  15,319.25(-58.25)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安。NYダウ先物は90ドル安、NY原油先物(WTI)は反落し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


20日の主要3指数はまちまち。ナスダックは6日ぶりにマイナスへ転じたが、ダウは過去最高値を更新する場面もあり、152ドル高の35609ドルで取引を終えた。国内企業の7-9月期業績は悪化するとの予想に反しこれまで好決算が続き、株買いを後押ししている。長期金利の上昇によりハイテク株は売りが強まったものの、前日は通信や医療保険などの決算発表で買い優勢。バイデン政権による政策期待も、相場を支える要因となった。


本日は弱含みか。指数が過去最高値圏に浮上しており、短期的な調整売りが出やすい展開に。また、今晩発表の新規失業保険申請件数とフィラデルフィア連銀製造業景況指数、景気先行指数など経済指標はいずれも前回から悪化する見通しで、減速が意識されそうだ。一方で、11月2-3日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)では引き締め方針が強まるとの市場観測は根強い。金利高が維持されればハイテク株売りは継続し、指数を下押ししよう。


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