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新興市場銘柄ダイジェスト:エルテスは大幅に3日ぶり反発、SE H&Iが大幅安

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<4584> キッズバイオ 481 +5
3日ぶり反発。22年3月期の純損益を従来予想の17.41億円の赤字から13.23億円の赤字(前期実績10.01億円の赤字)に上方修正している。保有する投資有価証券の一部を売却し、約4.18億円の投資有価証券売却益を特別利益として計上するため。営業損益は17.20億円の赤字(同9.69億円の赤字)で据え置いた。キッズウェル・バイオ株は下値を探る展開が続いていたため、底打ちに対する期待も買いを支えているようだ。


<3967> エルテス 1120 +53
大幅に3日ぶり反発。かっこ<4166>と資本業務提携すると発表している。双方のリスク検知領域を相互補完し、ネット通販などオンライン取引でのセキュリティサービスを提供する。具体的には、かっこのセキュリティパッケージ「ECサイト鉄壁パック」にフィッシングサイト情報などを検知するエルテスのサービス「Webリスクモニタリング」を組み合わせる。また、エルテス代表取締役の菅原貴弘氏が保有する同社株の一部をかっこへ譲渡する予定。


<6086> シンメンテ 1333 +-31
大幅に反発。東海東京証券が目標株価を従来の1300円から1550円(前日終値1302円)に引き上げている。レーティングはOutperformを継続。同証券は22年2月期の営業利益予想を9.8億円(会社計画は前期比5.8%増の7.2億円)とし、「下期は新規顧客の開拓による顧客数の増加に加え、緊急事態宣言解除に伴い飲食店の営業が正常化し、飲食業からのメンテナンス需要が戻る」と指摘。23年2月期、24年2月期も増収増益が続くとの見方を示した。


<9478> SE H&I 223 -16
大幅安。40万株(1億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.82%。買付期間は22日から11月30日まで。また、22年3月期の営業利益を従来予想の8.30億円から10.40億円(前期実績9.24億円)に上方修正した。朝方に一時年初来高値を付けたものの、その後は利益確定売りに押されているようだ。


<4056> ニューラル 2911 +105
大幅に反発。オフィスビル向けエレベーターサイネージ事業を展開する東京(東京都新宿区)と業務提携すると発表している。提携で高付加価値の屋外広告サービスを展開する。ニューラルポケットの業務提携先であるソフトバンク(東京都港区)も通信提供などで協力・参画する。また、サイネージ広告事業のフォーカスチャネル(東京都豊島区)の株式を取得し、完全子会社化する。取得価額は2.67億円。


<7094> NexTone 3855 +130
大幅に反発。22年3月期第2四半期末(9月30日)現在の著作権管理楽曲数が第1四半期比1万3182曲増加し、25万0181曲になったと発表している。新譜の楽曲数は1万3393曲増加して2万9078曲となり、話題となった楽曲も順調に拡大しているという。デジタルコンテンツディストリビューション業務の取扱原盤数も2万9005原盤増加し、83万6557原盤に拡大した。著作権管理楽曲や取扱原盤の増加は収益拡大に直結するとの見方から買いが入っているようだ。
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