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今日の為替市場ポイント:米長期金利上げ渋りで円売り抑制の可能性

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22日のドル・円は、東京市場では113円82銭から114円21銭まで反発。欧米市場では、113円99銭から113円41銭まで下落し、113円49銭で取引終了。本日25日のドル・円は113円台で推移か。米長期金利の低下を意識して、リスク選好的な円売りは抑制される可能性がある。

22日のニューヨーク市場でドル・円は一時113円41銭まで下落した。米長期金利の低下や、米資産運用会社ダブルライン・キャピタルの共同創業者、ジェフリー・ガンドラック氏は米CNBCに対して、インフレ率のさらなる上昇や、ドル反落の可能性があることを伝えたことなどがドル売り材料となったようだ。22日に開かれたオンライン会合に参加した米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長も「高インフレは想定以上に長期化する可能性が高い」と指摘したが、早期利上げには慎重であることを伝えている。FRBは年末までに債券購入の段階的縮小(テーパリング)に着手するとみられているが、2022年1-3月期のインフレ率が予想に沿った水準で推移した場合、利上げ時期が早まる可能性は低いとみられる。



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