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米国株見通し:下げ渋りか、アップルやアマゾンに注目

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(14時50分現在)

S&P500先物      4,552.00(+7.50)
ナスダック100先物  15,619.00(+31.75)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高。NYダウ先物は60ドル高、NY原油先物(WTI)は下げ止まり、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


27日の主要3指数はまちまち。ナスダックとS&Pは続伸となったが、ダウは4日ぶりにマイナスへ転じ266ドル安の35490ドルで取引を終えた。この日発表された耐久財受注は想定ほど悪化しなかったが、前日まで最高値更新が続いたため調整売りがやや強まった。特に、長短金利差縮小により金融株売りが強まり下げを主導。また、決算発表で業績悪化のボーイングのほか、原油価格の反落を受けエネルギー関連が売られた。


本日は下げ渋りか。今晩発表の経済指標が注目され、7-9月期国内総生産(GDP)速報値はベース効果で大幅に上昇した前回を下回る公算。新規失業保険申請件数で雇用改善が一服すれば、減速が意識されやすく株買いは後退。半面、連邦公開市場委員会(FOMC)を控え金利高が抑制されれば、ハイテク株への買いが見込まれる。ピークを迎えた決算発表はアップルやアマゾンなどが注目され、好業績期待の買いが相場を支えそうだ。


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